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神崎恵さんと吉形先生のトークセッション①40代女性が気を配るべきこと

  • 社外活動

「40代からの女性の体とデリケートゾーンケア」と題して美容家の神崎恵さんと産婦人科医吉形先生のトークセッションが行われました。同世代の女性からみてもおきれいで、どんな過ごし方をしたらあんな風になれるのかしら?と思ってしまいます。

神崎さんはとても柔らかい雰囲気で、聴講している私たちに、「大事なことだからみんなで共有して広めていきましょう」とお声をかけていただき、神崎さんのお人柄が知れてとても親しみを感じました。

女性の体にとって大切なこと。トークセッションの内容をわかりやすく全4回にわたってお届けします。

あなたにとってのウェルネスとは?

トークセッション当日を迎える前に、神崎さんにウェルネスについて質問をしていました。 最近よく聞く「ウェルネス」という言葉。吉形先生はウェルネスについて「自分が心地よく、体が健康な状態で暮らしていけること」と言います。

神崎さんは10代から40代、体と心のウェルネスは反比例だった、と振り返ります。「10代の学生時代は日々一生懸命に過ぎていましたが、10代後半から20代は周囲と比べたり、周囲の目を気にしたり精神的にきつかったと思います。一方30代に入ってからは疲労が回復しない等体力的には落ちたものの精神的に状態が良く、ウェルネス満足度が高まってきました。そういう意味で反比例していると思っています。」

20代での出産はその後の体調や肌の回復には気を配ったものの、それよりも精神的な負荷が大きかった。逆に40代は精神的には余裕ができているので、体力的には大変ですが、減っていくホルモンのためにも運動と体調管理に気を付けているとのことでした。会場からは共感する「うん、うん」というお客様のため息のようなお声がちらほら。 

このように自分自身を振り返り、この先をどうしていくか?を見つめなおすのがまさに40代なのです。

今が一番、でも満足はしない

神崎さんは何かに向かっているときが一番いい、と言います。子供にやさしく接している自分も、体力的にはしんどいのもどちらも私。頑張りすぎるのはよくない、という時代にある中で、でも私は頑張りたいという気持ちが強くて、けど体力的にしんどいのもわかっているので、自分をコントロールするようにしていますとのこと。「この先の備えを実はいろいろやっています!」と明るいお声に、私たち聴講者は思わず前のめりに。

吉形先生からは、これからお伝えしたいことをすでに実践されていて驚きの様子。そしてすでに実践されている神崎さんだからこそ具体的なお話を聞くことができました。

40代女性が気を配るべきこと

吉形先生は40代女性が気を配るべき事として、次のことを挙げられました。女性ホルモンのソフトランディング。そして、婦人科疾患予防のためのセルフケアです。40代を過ぎて、ホルモンの乱高下が始まると、一番最初に感じるのが月経の乱れです。ホルモンが減ってきているにも関わらず脳の視床下部からは「卵巣働け」と指令が出続けるので、自律神経が乱れ、更年期障害のような症状がでるといいます。ここですぐに更年期障害かも?と慌てるのではなく、ホルモン検査を受けてみることをお勧めされていました。神崎さんからは、基礎体温の記録をアプリでまた始めました、とのこと。これを受けて吉形先生も「私もです!」と意気投合。アプリ形式やノートに書いたりやり方はそれぞれですが、自分の変化を記録して経過をみていく、そしていつかに備えておくことが大切ということ。これなら一番身近ですぐにでもできそうですね。

次回は③の「骨活_骨貯金を守ろう」のお話です。