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更年期と骨粗しょう症の関係。骨密度検査と今日からできる骨対策

  • 社外活動

更年期以降は、女性ホルモンの変化により骨密度が低下しやすくなります。
「骨粗しょう症はまだ先のこと」と思っていても、骨の変化は少しずつ進んでいることがあります。
今回は、産婦人科医・吉形玲美先生のセミナー内容をもとに、骨密度を知る大切さと、食事・運動でできる骨対策についてご紹介します。

更年期以降に骨密度が下がりやすい理由

まだ元気、骨粗しょう症はまだもう少し先、と思ってしまいがちですが、更年期以降も元気でいるための準備はもうすでに始まっています。

右側のスライドは骨のマネジメントをするか、しないかで、同じ70歳でも見た目が変わってくるというシュミレーションをイラストにしたものです。

また、顔の骨が痩せてくればシワや老け顔に。女性の要介護原因1位〜3位を占める、脳血管疾患、衰弱、認知症も骨粗しょう症によりリスクが高まることがわかっています。

自分の体重を知るように、骨密度を知ろう

骨を守るために知っておきたい検査

レントゲン検査での実施がおすすめです。

DEXA法(腰椎・大腿骨)DEXA法(前腕)、MD法 など 

 

骨密度と合わせて骨代謝検査もおすすめです。

骨を作る骨芽細胞と骨を壊す破骨細胞の状態を、血液・尿検査で知ることができます。

閉経後は急激に破骨細胞が増えるので、骨代謝の状態を知っておくことで早めの対策ができます。

骨を支えるその他の骨代謝マーカーや電解質(カルシウム調整ホルモン<インタクトPTH>)、栄養素(カルシウム、リン、ビタミンD<25OHビタミンD>濃度)などの検査もおすすめです。

 

骨強度を高める栄養と運動

骨強度のために1日に必要な栄養素の食材と量について覚えておくと、1日の献立に取り入れやすくなります。運動はウォーキングやダンスなど、かかとに重力のかかる運動がおすすめです。

ライフステージ別に考える骨のマネジメント

「女性ホルモンの変化に合わせたマネジメント」というと、年齢によっては自分にはまだ早い、もしくはもう終わったことと考えてしまいがちです。しかし自分の現在のライフテージを知ることで、将来に備えることができます。ぜひ自分の現在の状況と、この先に待っていることを知って、自分のためのマネジメントを始めていきましょう。

 

 

自分のライフステージからマネジメント法を知ろう!

 

プレマネジメント (月経は順調:目安_40代前半~後半)

更年期以降を楽にするウォームアップ開始

・検査とサプリで「ゆらぎ」に備えましょう

・できるだけ骨密度を上げておきましょう

・食事と運動で骨を強くする習慣づけを

 

ライトマネジメント(月経不順~閉経から5年未満:

目安_40代後半~50代前半)

自律神経を落ち着けて、骨の管理も気を付けて

・美しさに「待った」をかけよう

・骨密度の維持に全力で取り組む

・食生活、運動習慣のギアを1段階アップ

 

アクティブマネジメント(月経不順~閉経から5年未満:

目安_40代後半~50代前半)

薬のアシストを受けて緩やかな着地を目指そう

・ホルモン補充療法を始めてみましょう。

・ときには抗うつ剤なども使います。

・ホルモン補充療法は美容面のサポートになることも

 

ポストマネジメント(閉経~5年以降:

目安_50代後半~60代以降全世代)

忍びよる生活習慣病を遠ざけましょう

・生活習慣病リスク管理にシフト

・「いつのまにか骨折」にあわないように

・高齢になっても折れない骨を目指そう

 

詳しいライフステージ別マネジメントについては、「40代から始めよう!閉経マネジメント」吉形玲美著(講談社)をご覧ください。