最近では、健診や人間ドックのオプションとしてAMH検査を受けられる施設も増えています。一度の採血で済み、費用も5,000円ほどなのでかかりつけの健診施設でAMH検査ができるか確認してみると良いでしょう。AMH検査でわかるのは「妊娠の確率や可能性」ではなく、あくまでも「個人の卵巣予備能」の指標です。結婚の予定がない人でも、検査結果がライフプランを前倒しするきっかけになったり、すでにパートナーがいて2人とも子供が欲しいと考えているのであれば、気軽に2人でブライダルチェックに行ってみたりするのも良いでしょう。本格的に妊活を始めた後に男性側に不妊の原因があった、とわかって焦るよりも、いずれ子供が欲しいと思っている段階で男女ともに余裕をもって検査を受けられると理想的ですね。
「今、妊娠できるか」ではなく「いつまで妊娠できるか」というタイムリミットの目安を知ることは、いつか妊娠したいと考えているすべての女性にとって意味があることだと思います。
検査結果をもとに、ライフプランを立てる目安にしていきましょう。