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自律神経に負担をかける6つの習慣

  • ヘルスケア

季節の変わり目は自律神経が乱れやすく、病院に行くほどではないけれど、本調子ではないことがあります。これは更年期症状?季節の変わり目?どちらかわからない時でも対処の方法は生活習慣の見直しです。自律神経のチェックリストをもとに今の状況を知り、その上で生活の中でできることから始めていきましょう。

あなたはいくつ当てはまる?自律神経チェックリスト

頭痛、肩こり、むくみなどの原因の一つに、「自律神経」が関係していると言われています。自律神経とは、自分の意思とは関係なく、内臓や血管などの働きを自動的に調整する神経で、「交感神経」と「副交感神経」の2種類があります。

おもに日中の活動期に有意になるのが「交感神経」で夜間のリラックス時に有意なのが「副交感神経」。正反対の役割を担う両者はそれぞれにアクセルとブレーキの役目を担い、バランスを保ちながら私たちの体を最適な状態に保っています。

骨盤のゆがみも自律神経の乱れの原因に

自律神経の乱れと深い関係にあるのが生活習慣です。夜更かしや運動不足、さらにPC作業やスマートフォンを使う機会が増えたりすることで交感神経の働きが強くなりすぎてしまいます。その状態が長く続くと副交感神経への切り替えがうまくいかなくなり、結果乱れが生じます。

自律神経を乱す原因でもあるのにあまり知られていないのが、悪い姿勢になる「骨格のゆがみ」です。骨格を支える脊椎(背骨)には神経の束である脊髄が通っていますが、脊椎に変形やズレが生じて脊髄が圧迫されると自律神経も正常に働くなくなってしまいます。

 

 

更年期世代の女性は要注意。女性ホルモンと自律神経の関係

女性ホルモンの分泌と自律神経のコントロールは、どちらも脳の視床下部が司っています。そのため両者は互いに影響を受けやすく、一方のバランスが乱れると、もう一方のバランスも乱れやすくなります。更年期で女性ホルモンが減少すると、脳が「ホルモンをだして」と命令をしても卵巣は応えることができないので混乱が生じ、自律神経が乱れて更年期症状が重くなることがあります。

なにげない生活習慣の中に、自律神経に負担をかけているものもあるので、当てはまるものがありましたらできるところから習慣を見直していきましょう。

呼吸、骨格のゆがみを整えて不調を解消しよう

生活リズムを見直したり、適度な運動を心がけるなど、自律神経のバランスを整える方法はありますが、すぐに実行できるのが姿勢と呼吸です。骨格と呼吸は連動していて、骨格がゆがむと呼吸が浅くなってしまい、体のすみずみまで酸素が行き渡らなくなってしまいます。

気が付いたときに深呼吸や、ストレッチで自律神経を整える動作を習慣にしていきましょう。