株式会社QVCジャパンにて社員向けセミナーに参加しました。
- 社外活動
2025年11月6日、株式会社QVCジャパン(千葉県千葉市美浜区)にて、『「ゆらぐ」わたしたち。知っておきたい変化との向き合い方』と題した社員向けセミナーが開催されました。
本セミナーには、産婦人科医の吉形玲美先生と、エストール管理栄養士の三浦知代が登壇。会場参加とオンライン参加を合わせ、約100名の社員の方々にご参加いただきました。
40代以上の「ゆらぐ」世代の女性向け商品を多く取り扱うQVCでは、まずは社員自身が体や心の変化について理解を深めることで、お客様へのより良いサービス提供につなげたいという思いから今回の企画が実現しました。
更年期症状マネジメント
吉形先生からは、女性ホルモンの基礎知識、更年期に起こる心身の変化、そしてセルフケアや対処法についてお話しいただきました。
「閉経を知る目安は?」というテーマでは、基礎体温の記録や月経周期の変化がセルフチェックの参考になることを、実際の基礎体温グラフを用いて解説。後半では、男性更年期についても触れ、性別を問わず起こりうる身体の変化について理解を深めました。
幸せホルモン「セロトニン」をつくる朝食のすすめ
三浦からは、セロトニン分泌を促す生活のポイントとして、「朝日を浴びる」「原料となる栄養素を摂る」「腸内環境を整える」という3つの行動を紹介。
女性ホルモンの減少に伴いセロトニンも低下しやすくなるため、日々の食事が更年期症状の軽減に役立つことをお伝えしました。
また、自身の朝食例を示しながら、心と体の調和をめざす“心身美食レシピ”も紹介しました。
食事・運動・睡眠に「フェムケア」をプラス
健康習慣として多くの人が意識している食事・運動・睡眠に加え、もう一つ取り入れてほしいのが「フェムケア」。
女性ホルモンの減少によりフェムゾーンにはさまざまなトラブルが起こりやすくなりますが、正しい洗い方や日常のケアでの予防がおすすめです。
吉形先生からは、フェムゾーンの自浄作用の仕組みに続き、デモンストレーションを通して正しいケア方法をご説明いただきました。
イベントを終えて
世代を問わず多くの方が真剣に学んでくださり、健康への意識の高さが伝わってきました。
今回のセミナーが、日々の生活や職場でのコミュニケーション、さらには業務でのお客様理解に役立つきっかけとなれば幸いです。
エストールでは、企業向けセミナーや啓蒙活動を通じて、働く方々が健やかに力を発揮できる環境づくりを今後も支援してまいります。









