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もしかしてこれ?メノポハンド 更年期に増える手指の痛みの原因とケア

  • ヘルスケア

ぶつけた覚えもないのに、朝起きたらなんとなく関節が痛い。
 朝ごはんの片付けをしているとき、指に違和感がある。

「寝ている間にどこかにぶつけたのかな?」と思いながら、
 気づけばそのまま過ごしてしまう。

しかも、毎日ではないから余計に厄介です。
 「気のせいかも」で終わらせてしまうことも多いのではないでしょうか。

もしかするとそれは、
 更年期に増える手指の不調「メノポハンド」かもしれません。

 

メノポハンドとは?更年期と手指の関係

メノポハンドは、近年注目されている更年期症状のひとつです。
 2008年頃から、女性ホルモン(エストロゲン)との関連が知られるようになりました。

「年齢のせい」と思われがちですが、
 実はホルモンの変化が影響しているケースも少なくありません。

そのため、原因に気づかないまま我慢してしまい、
 日常生活に支障が出ている方もいるといわれています。

 

エストロゲン減少で起こる、手指の変化

更年期にエストロゲンが減少すると、手指には次のような変化が起こります。

1、腱鞘が腫れる
腱鞘とは、指の腱を守るトンネルのような組織。
 ここが炎症を起こすことで、痛みや動かしづらさにつながります。

2、関節周辺が腫れ、指が太くなる
「昔より指が太くなった」と感じることはありませんか?
 これは滑膜の炎症による腫れが関係していることもあります。

3、皮膚や組織のハリが低下する
手元の印象も、実はホルモンの影響を受けています。
ハリの低下は、見た目の変化にもつながります。

 

 

 

「いつも痛いのに、受診した日は痛くない」ことも。

手外科のセラピストの方に伺うと、「いつも痛いのに、受診した日は痛くない」
 という患者さんも多いそうです。

特に、明け方手指が冷えているときに痛みが出やすいのが特徴。

日中は症状が落ち着くこともあるため、「気のせい」と見過ごされやすいのです。ただ、繰り返す違和感がある場合は、専門のクリニックで相談することも大切です。

 

メノポハンドの対策|指を「休ませる」意識
「手外科」のクリニックでは、症状に応じて、指の負担を軽減する装具を使うこともあります。これは治すというより、働き続けている指を「休ませる」ためのサポート

私たちの指は、寝ているとき以外ほとんど休まず使われています。
 だからこそ、「休ませる」という視点も大切です。

 

自宅でできるセルフケア

・冷やさない
冷えは痛みを感じやすくする要因のひとつ。
 朝のこわばりがある方は特に意識してみてください。

・ホルモンバランスを意識する
メノポハンドの背景には、女性ホルモンの減少があります。
 そのため、エクオールなどのサポートを取り入れることも、
 ひとつの選択肢として医療現場でも提案されています。

気になるときは専門家へ
指の痛みは人によって原因も感じ方もさまざまです。

生活に支障が出ている痛みが続く
そんな時は、婦人科や「手外科」などの専門医に相談してみましょう。