比較的若い世代の女性が多く発症する急性膀胱炎の場合、頻尿や血尿といった症状が急激に現れますが、GSMのひとつである膀胱炎は慢性化しやすく、強くはないけれども、漠然とした下腹部の不快感や残尿感、頻尿といった症状が長く続きます。
症状が気になり、日常生活に影響が出ることも少なくありません。治ったと思ったらまた症状が出るなど、繰り返しやすいのも特徴です。
GSMの予防に大切なのは、日頃からフェムゾーン(デリケートゾーン)用のソープを使い、腟の常在菌を良好に保つこと。また、フェムゾーン(デリケートゾーン)に違和感やかゆみ、痛みなどの症状を感じている場合は我慢せず、婦人科を受診するようにしましょう。