乳がんの中には進行の早いタイプもあるため、月に一度は自身の乳房をチェックして異変に気付きやすい環境をつくることも大切です。
下記を参考に、毎月決まった日にちにチェックすると良いでしょう。
<見た目のチェック>
見た目のチェックは、お風呂場など大きな鏡に映して行いましょう。両腕を下げたまま乳房・乳頭を観察したら、次に両腕を高く上げて、正面・側面・斜めから乳房を観察します。
□ 乳房の変形や左右の差はない?
□ えくぼのような凹みやひきつれはない?
□ 乳輪の変化や乳首のへこみはない?
□ 皮膚がただれていない?
<触ったときのチェック>
入浴中に手に石鹸をつけて、乳房の表面に円を描くようにして触ってみたり、指先をそろえてわきの下に入れてリンパ節が腫れていたりしないかチェックしてみましょう。セルフチェックの仕上げは夜寝る前。仰向けに横たわって、乳房の内側と外側を指の腹で軽く圧迫しながらチェックしましょう。
□ 乳頭をつまんだとき、出血や分泌物はない?
□ 触ったとき、しこりや硬いところはない?
□ 脇の下のリンパ節にしこりはない?
マンモグラフィと超音波検査の違い、いかがでしたか?
年に一度の健康診断、それぞれのいい点・悪い点を理解した上で自分に合った検査を選択しましょう。