女性の多くは、更年期障害の症状が出る前に月経の変調が表れます。月経周期が頻発になったり、数ヵ月あいだが空いたり、経血の量が変化したり、そうした月経の変調が出始めたときに、一度婦人科を訪ねてみることをおすすめします。
月経は、生活が不規則になったり、睡眠不足になったりした場合でも遅れることがありますが、病院で血液検査をすれば更年期によるものなのか、生活習慣の乱れから起こる月経不順なのかをすぐに知ることができます。
個人差も大きいので、普段から自身の月経周期や経血量をよく観察したり、基礎体温をつけたりすることで、変化に早く気付くことができるでしょう。
婦人科に行く習慣ができていれば、いざ更年期障害の症状が出るようになったときも、医師に気付いてもらいやすくなります。月経の変調を迎えるとともに、安心して頼ることのできる婦人科を見つけておくと良いでしょう。