カルシウムだけじゃない。骨対策に必要な栄養素
- ヘルスケア
女性ホルモンのバランスが崩れると、骨が壊されるスピードが加速していきます。
50代から60代は人生で最も骨密度が減る時期と言われています。
骨が老化する、骨密度が減るといわれても実感はわかない、まだ先の話のように思えますが、実は最初にわかるのは「顔」なんです!
頬やあごの骨などの骨密度が下がって皮膚がたるんだり、深いくぼみやシワができどんどん老け顔に。
骨折のリスク同様見逃せない点だけに、早めにそして継続的にケアを続ける必要があるのです。
骨のために必ずとりたい3大栄養素といえば
骨を構成するのにカルシウムが不可欠なのはもちろんのこと、まずはその吸収を促すビタミンD、ビタミンKも合わせて摂取することが重要です。魚は骨や皮ごと食べられる小魚やサバ缶などがあれば、
カルシウムと同時にビタミンDも摂取できます。
さらに、食生活で注目したい成分に、大豆イソフラボンから生成されるエクオールがあります。エクオールは女性ホルモンに似た働きをし、内側から健康的な美しさを目指す人には欠かせない成分です。
エクオールを効率よく作るポイントは、腸活
大豆製品を毎日食べていてもエクオールがうまく作れないことがあります。
エクオールは、エクオールを産生する菌によって作られるからです。
善玉菌のエサとなる発酵食品や食物繊維を毎日食べることがとても重要です。
なかでも味噌や納豆は、イソフラボンの分子が小さくなった状態で体内に吸収され、エクオールとして効率よく代謝されやすいのです。とくに納豆はビタミンKやカルシウムも含むので骨対策には完全食といえます。
発酵食品を取る際には、プレバイオティクスと呼ばれる腸内細菌のエサになる食品を同時にとることにより効果が上がります。
エクオールは1~2日で体の外にでてしまうので、サプリメントが効率的!
体に必要なものはなるべく食事から摂取したい。
けれど効率を考えるとサプリメントの摂取がおすすめなのがエクオールです。
なぜならエクオールを作り出すには腸内環境が重要だからです。腸内環境は生活環境(気温、ストレス、緊張など)によって日々変化しやすいものです。
また毎日食事に気を付けていても、エクオールは1~2日で体の外に出ていってしまうので、継続的にかつ、決まった量を補うには、サプリメントが適しているのです。
エクオールサプリメントを選ぶ時には、エクオール以外にも腸内環境を整える成分が入っていること、毎日飲むものだから余計な添加物は含まない安全なものを選ぶようにしましょう。