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「女性ホルモンマネジメント」4つの習慣

  • フェムケア

女性の心身のコンディションは、女性ホルモンに大きな影響を受けています。

ホルモンバランスが乱れると、月経による不調やPMS、更年期の不調により、生活の質の低下はもちろん、時には夢やキャリアの妨げになることも。

そこで大切なのが、女性ホルモンと上手に付き合っていく「女性ホルモンマネジメント」です。女性ホルモン(エストロゲン)の減少に伴う不調を感じたら、生活習慣を見直してセルフコントロールすることで、心身のバランスを整えましょう。

ここでは、すぐに試せる生活習慣を4つご紹介します。

①温活をする

まずは、婦人体温計で起床時の体温を測る習慣をつけましょう。理想の体温である36℃台を下回っている場合は、体を温める「温活」を始めてください。
通勤や買い物の際は息がはずむ程度に少し早歩きをしたり、湯船にゆっくり浸かったりするだけでも効果的です。

②骨活をする

骨密度(骨を構成するカルシウムなどのミネラルの詰まり具合)が高いと、骨折のリスクが下がるだけでなく、顔の輪郭を若々しく保つことが可能です。
というのも、骨密度が減ると、骨自身も縮んで小さくなっていきます。頭蓋骨や顔面骨が減ると、顔の皮膚とのあいだに隙間ができて皮膚が余り、老けて見える「たるみ」が生じるのです。
そのため、カルシウムやビタミンD、ビタミンKなどを含む食品を摂取し、骨量減少を抑えましょう。

 

参考:西東社_一生役立つきちんとわかる栄養学
参考:西東社_一生役立つきちんとわかる栄養学

③良い睡眠をとる

睡眠を促し、眠りのリズムを整えるホルモン「メラトニン」がしっかり分泌されると、女性ホルモンの働きが高まります。
しかし、スマートフォンのブルーライトはメラトニンの分泌量を減少させるといわれているので注意が必要。寝る2時間前にはスマートフォンを手放し、寝室を暗めにして、メラトニンの分泌を促しましょう。

④フェムケアをする

女性のフェムゾーン(デリケートゾーン)は、女性ホルモン(エストロゲン)が作る乳酸菌によって弱酸性に保たれ、子宮頸がんをはじめ多くの病気の発生に関与するHPV(ヒトパピローマウイルス)感染、さらには婦人科系がんのリスクからも身を守っています。
この状態を維持するには、必要な菌は残しながら汚れを落とすことが大切です。フェムゾーン(デリケートゾーン)用に作られたソープで、正しく洗うことを習慣にしていきましょう。

 

「女性ホルモンマネジメント」というと、難しいようにも聞こえますが、今ある生活を少しだけ自分に向けて行うことでできていきます。

自分が心地いいな、と感じることをしていくと、おのずと心と体のバランスが整い好循環へとつながっていくでしょう。自分にゆとりをもつことが大切です。